米国AFEELAドライバー向けに新たな自動車保険サービスを導入:モビリティサービス
ソニー・ホンダモビリティの米国法人であるSony Honda Mobility of Americaは、米国保険代理店MOTER Technologiesの自動車保険サービスを導入する。
ソニー・ホンダモビリティの米国法人であるSony Honda Mobility of America(SHMA)は2025年11月19日、米国保険代理店MOTER Technologiesの自動車保険サービス「AFEELA Insurance」を導入すると発表した。事故発生から保険金請求までをスムーズに包括的なサービスとして提供する。
サービスパートナーによるAFEELA純正部品などを使用した修理対応、保険補償により顧客の車両をメンテナンスしながら、顧客の事故発生時の煩雑さを軽減する。同サービスは、2026年の「AFEELA 1」納車開始に合わせて提供される。
同サービスには、修理拠点への車両配送を含むロードサイドアシスタンス、AFEELA純正部品を使用したメンテナンスや修理サービス、事故報告と保険金請求に必要な情報の提供が含まれる。さらに、AFEELA購入時に加入できる保険の紹介や、メンテナンス/修理パートナーと連携した保険金請求の実行も対象となる。
予期せぬ自動車事故の発生を完全に防ぐことはできない。同サービスの導入により、自動車事故が発生した場合、AFEELAの顧客はモバイルアプリから修理や保険金請求などの一連のプロセスをワンストップで行える。SHMAと提携するパートナー企業間の円滑な連携により、事故発生に伴うベンダー数社との連絡やコールセンターの待ち時間など、これまでの手続きの煩雑さを軽減する。
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