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日本専用設計の軽EVを2026年後半に日本国内導入へ:電動化
BYDの日本法人は、日本独自の軽規格に準じた専用設計の軽EVを2026年後半に国内導入する。また、EVバス拡販及び26年以降のEVトラックの国内導入も決定した。これら事業拡大に伴い人材増強も進める。
BYDの日本法人(乗用車部門:BYD Auto Japan、商用車部門:ビーワイディージャパン)は2025年4月24日、乗用車部門において日本独自の軽規格に準じた専用設計の軽EV(電気自動車)を2026年後半に国内導入すると発表した。また、商用車部門ではEVバスの拡販および2026年以降のEVトラックの国内導入も決定した。
これらの事業拡大に伴い、軽自動車ビジネスの経験者やトラック事業のノウハウを持つ人材の募集を開始する。人材募集の専用サイトは、5月中に開設し、受付は順次開始する予定だ。
BYDの商用車部門は、2025年でEVバス導入開始(2015年)から10年目となる。
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