AI×IoT技術を活用した新たなビジネスの創出を目指すコミュニティーを発足:製造業IoT
東京エレクトロンデバイスは、AIとIoT技術を活用したビジネスの創出を目指す「AI x IoTビジネス共創ラボ」を発足した。定期的に開催する勉強会では、最新技術や活用事例を紹介し、実践的な知識とノウハウの共有を図る。
東京エレクトロンデバイスは2024年11月11日、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)技術を活用した新たなビジネスの創出を目指す「AI x IoTビジネス共創ラボ」を発足した。日本マイクロソフトと協力して先端技術や活用事例などを紹介する勉強会を定期的に開催し、社会課題の解決とビジネス機会の創出を支援する。
前身となる「IoTビジネス共創ラボ」は、2016年にIoTを基盤としたコミュニティーとして発足し、これまでに全国8地域で90回以上の勉強会を重ね、4800人以上のメンバーが参加する大規模なコミュニティーに成長した。近年では生成AIを含む新技術や新サービスが登場するなど、広い分野でのAI活用が期待されることから、今後はAIと融合した新たなコミュニティーとして活動を推進する。
定期的に開催する勉強会では、AIおよびIoT分野の最新技術やトレンド、活用事例を紹介することで、実践的な知識やノウハウの共有を図る。また、スタートアップ企業、業界リーダー、技術者などが交流し、新たなビジネス機会の創出やパートナーシップの構築を促進する場を提供する。第1回勉強会は2024年11月26日、東京エレクトロンデバイスの本社およびオンラインで開催した。
今後も全国の活動地域を増やし、より多くのメンバーが参加するビジネスコミュニティーへ成長させる。同時に、社会全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)化に向けた取り組みを推進することで、より効率的で豊かな未来の創造を目指す。
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