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IO-Link対応の4チャネルマスターICとセンサーシグナルコンディショナIC:組み込み開発ニュース
ルネサス エレクトロニクスは、IO-Link対応4チャネルマスターIC「CCE4511」と、IO-Link対応デュアルブリッジ抵抗センサーシグナルコンディショナIC「ZSSC3286」の発売および量産を開始した。
ルネサス エレクトロニクスは2024年10月16日、IO-Link対応4チャネルマスターIC「CCE4511」と、IO-Link対応デュアルブリッジ抵抗センサーシグナルコンディショナIC 「ZSSC3286」の発売および量産を開始したと発表した。
CCE4511は、センサーやアクチュエーターを制御ネットワークに接続するためのゲートウェイとして機能するIO-Linkマスター機器用のデバイスだ。4ポートのIO-Linkマスターなら1チップ、8ポートのIO-Linkマスターなら2チップで対応できる。
2チャネル対応ICに比較して、省エネや基板サイズ縮小に寄与し、必要な外部コンポーネントの数も少なくなる。最大動作温度は125℃で、高電圧対応のインタフェースのほか、過電圧の検出機能と過電流からの保護機能も備える。
ZSSC3286は、センサー信号の高精度な増幅、デジタル化、センサー固有の補正をする。センサーのスイッチングやデジタル測定のために、IO-Link Smart Sensor Profileを実行するIO-Linkスタックを内蔵する。
マイコンおよびプログラム可能なアナログフロントエンドも内蔵し、さまざまなセンサーで適用可能だ。最大24ビットの分解能を持つ2つの並列A-Dコンバーター、パフォーマンスを最適化する測定スケジューラー、高度なシステム診断機能も備える。
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