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OKIがスタートアップの技術活用へ「ベンチャークライアントモデル」採用:製造マネジメントニュース
OKIは、世界の優れた技術を戦略的かつ迅速に事業へ取り込むため、「ベンチャークライアントモデル」を採用した。全社に関わる技術本部に、VCM運用機能を設置する。
OKIは2024年9月19日、世界の優れた技術を戦略的かつ迅速に事業へ取り込むため、「ベンチャークライアントモデル(VCM)」を採用したと発表した。全社に関わる技術本部に、VCM運用機能を設置する。
VCMは、スタートアップの顧客となることで、その技術力やサービスを自社の収益向上、コスト削減といった戦略的利益のために活用する手法だ。スタートアップとの協業時に障壁となっていた知的財産の交渉に関わるリスクやコストを抑え、意思決定を早めることができる。
今回OKIでは、27pilots Deloitteの協力により、VCMを主導、サポートするベンチャークライアントユニットの運営を開始。技術本部に設置したVCM運用機能において、外部連携で解決可能な技術課題を特定し、それを解決するスタートアップをリストアップして適した候補を選定する。
また、事業部門と連携し、スタートアップの評価や製品購買、現場での実証などを進め、スタートアップの技術を活用した事業成果の早期取得を目指す。同社はVCMの導入により、優れた技術をいち早く自社に取り込むことで、複雑化する社会課題の迅速な解決を目指す。
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