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ヤマ発が各種安全機能搭載のロボットコントローラー用オプションユニット発表:FAニュース
ヤマハ発動機は、ロボットコントローラー「RCX340」用の安全機能搭載オプションユニット「RCX3-SMU」を発表した。スカラロボットや3軸以上の直交ロボットを対象に、速度監視機能など各種安全機能を提供する。
ヤマハ発動機は2024年6月13日、ロボットコントローラー「RCX340」用の安全機能搭載オプションユニット「RCX3-SMU」を発売した。国内外で年間750台の販売を計画している。
RCX3-SMUは、スカラロボットや3軸以上の直交ロボットを対象に、速度監視機能や領域監視機能など各種安全機能を提供する。認証機関TUV SUD(テュフズード)による機能安全認証を取得済みで、ロボット安全規格「ISO 10218-1」に適合した安全機能を備える。
主な安全機能として、コントローラーへの動力電源を遮断するSTO(安全トルク遮断)機能、ロボットの減速停止状態を監視するSS1(Safe Stop 1)機能、ロボットの動作速度を監視する速度監視機能(SLS)、ロボットの直交座標位置などを監視する領域監視機能(SLP)などを搭載する。
IoT(モノのインターネット)やCASE(コネクティッド、自動運転、シェアリング&サービス、電動化)などが進展する中、同ユニットは高まる産業用ロボットへの高度な安全要求に対応する。
外形寸法は155×195×130mmで、重さは2.6kg。RCX340に接続可能な3軸以上の標準ロボットに対応する(一部非対応のマルチロボットあり)。
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