ニュース
クイックデータで測定機用のソフトウェアから直接操作できる回転テーブル:FAニュース
リンスコネクトは、同社が運営するpL LEHMANNの測定機用回転テーブル「EA-Q08」をリニューアルした。クイックデータを開発し、測定機用のソフトウェアから直接操作できるようになった。
リンスコネクトは2024年5月28日、同社が運営するpL LEHMANNの測定機用回転テーブル「EA-Q08」をリニューアルしたと発表した。同年6月6日から販売を開始する。
これまで同製品を操作するには、独自のソフトウェアでプログラムを作成する必要があった。今回のリニューアルでは、Renishawの比較測定機「Equator」で使用されるソフトウェア「MODUS」から直接操作できるクイックデータを開発。MODUSプログラムに回転角度を指令できるようになった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- PLCレスで協働ロボットの外部軸を制御、自動化システム構築の工数削減
ユニバーサルロボットはオリエンタルモーターの中空ロータリーアクチュエーター「DG IIシリーズ」を、ユニバーサルロボット製協働ロボットの周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したと発表した。 - ベッコフが編み出したロボットモジュール、既製品では困難な自動化領域に対応
ベッコフオートメーションは「ハノーバーメッセ2023」において、ロボットモジュール「ATRO」をはじめとする製品群を展示した。ATROは2024年以降の市場投入を予定している。 - ロボット活用拡大のボトルネック、ロボットインテグレーターの現実
あらゆる現場で労働人口不足などが深刻化する中、その解決策としてロボット活用への期待が高まっている。しかし、現実的にはロボットを現場で実装するロボットシステムインテグレーターが不足しており、ロボット活用の裾野が広がらない状況になっている。経済産業省 関東経済産業局がまとめた「ロボットシステムインテグレーターに関する調査結果」の内容をまとめた。 - 工場自動化のホワイトスペースを狙え、主戦場は「搬送」と「検査」か
労働力不足が加速する中、人手がかかる作業を低減し省力化を目的とした「自動化」への関心が高まっている。製造現場では以前から「自動化」が進んでいるが、2019年は従来の空白地域の自動化が大きく加速する見込みだ。具体的には「搬送」と「検査」の自動化が広がる。 - 見えてきたスマート工場化の正解例、少しだけ(そもそも編)
製造業の産業構造を大きく変えるといわれている「第4次産業革命」。本連載では、第4次産業革命で起きていることや、必要となることについて、話題になったトピックなどに応じて解説します。第28回となる今回は、スマート工場化において見えてきた正解例について前提となる話を少しだけまとめてみます。