この記事は、2024年6月10日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
2024年5月31日に、経済産業省、厚生労働省、文部科学省が3省で毎年合同で発行している「ものづくり白書」の2024年版が公開されました。製造業の現在地を把握するのに非常に役立つ白書で、MONOistでも毎年、まとめ記事を掲載させていただいております。2024年版もあらためてMONOistでも紹介させていただきますが、当欄では製造DX(デジタルトランスフォーメーション)についての項目で興味深かった点について紹介したいと思います。
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製造業のDXは広がりを見せているが、日本企業の取り組みは部分的で、ビジネスモデル変革など企業全体の価値につながっていないと指摘されている。製造業のDXに幅広く携わり、2023年12月に著書「製造業DX EU/ドイツに学ぶ最新デジタル戦略」を出版した東芝 デジタルイノベーションテクノロジーセンター チーフエバンジェリスト/アルファコンパス 代表の福本勲氏に話を聞いた。