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最大20mまで0.5m刻みで調整、ファナックのロボットシステム用モジュール型走行軸:産業用ロボット
ファナックは、ロボットシステム用モジュール型汎用走行軸を開発した。モジュールの組み合わせにより、ストローク長を1mから最大20mまで0.5m刻みで調整できる。
ファナックは2024年5月14日、ロボットシステム用モジュール型汎用走行軸を開発したと発表した。量産開始時期は同年8月を予定し、同社の販売とサービス網によるグローバルな供給と保守に対応する。
新開発の走行軸は、走行軸モジュール3種(ストローク:1m、1.5m、2m)と、延長モジュール3種(延長:1.5m、2.5m、3.5m)を用意する。モジュールの組み合わせにより、ストローク長を1mから最大20mまで0.5m刻みで調整できる。
大幅なコンパクト化とロボットと連携したソフト機能の強化を図るとともに、量産化による安定した製造品質を保証する。第1弾として、同社製ロボットの主要機種「M-710」「R-1000」「R-2000」シリーズ対応モデルをリリースし、制御装置は「R-30iB Plus」「R-50iA」に対応する。
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