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コラム

生成AIブームの中、日本企業はどこを勝ち筋にすべきか日刊MONOist月曜版 編集後記

大規模LLMは既にマネーゲームになっています。

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 この記事は、2024年3月4日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 2月は生成AIについてのさまざまなイベントや講演の取材、調査資料の作成などに関わることが多く、製造業がこの新たな技術をどう生かしていくべきかについて、いろいろと考えさせられました。その中で、興味深かったのが、パナソニック ホールディングスのセミナーで話していたパナソニック ホールディングス 執行役員で、PanasonicWELL 本部長、Yohana 創業者 兼 CEOである松岡陽子氏の話です。

 松岡氏はパナソニック ホールディングスが開催した学生や社員向けのAIについてのセミナー「これからのAIの話をしよう」の中で、生成AIの今後について「従来のAI研究は大半は大学で行われていたものだった。しかし、生成AIは膨大なデータ量を扱うため、マネーゲームの側面がより強く出るようになっている。お金のない大学などの研究機関では難しく、結果として、大きな金額を動かせるプラットフォーマーでないと進化させることができない状況になっている」と語っていました。

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