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反転ユニット不要で省スペースな表裏二面検査対応のAI画像判定システム:製造現場向けAI技術
アイキューブデジタルは、表裏二面検査対応のAI画像判定システム「Y’s-EyeコンパクトW」の受注を開始する。出荷開始は2024年5月を予定。裏面検査ユニットを搭載し、表面だけでなく裏面も同時に検査できる。
アイキューブデジタルは2024年1月24日、表裏二面検査対応のAI画像判定システム「Y’s-EyeコンパクトW(ワイズアイコンパクトダブル)」の受注を開始すると発表した。出荷開始は同年5月を予定している。
同製品は、検査品質の安定化および省人化に貢献するAI画像判定ソリューション「Y’s-Eye」シリーズの新製品だ。
表面だけでなく裏面も同時に検査したいという需要に応え、2023年発売した「Y’s-Eyeコンパクト」に裏面検査ユニットを搭載した。コンベヤーのわずかな隙間から、ラインスキャンカメラでワークを検査できる。これにより、反転ユニットや裏面検査用の検査装置が不要になる。
サイズは910×1310×1500mm。省スペース設計で、既存ラインのレイアウトも妨げない。食品工場内の狭いエリアでも置けるように、AI画像判定に必要な機材は筺体内に納められている。対象ワークは160×160×40mmで、重さ300g以下の小物を想定している。
また、ワークをそのまま置くだけで検査できるように、照明の明るさやピントずれ、対象物の向きなど、正確な検査に欠かせない撮像部分にも配慮した設計がなされている。
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