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コラム

伝統工芸品づくりにも深刻な影響を与える能登半島地震製造マネジメント メルマガ 編集後記

いまなお拡大する被害に胸が潰れる思いです。

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 この記事は、2024年1月12日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 元日に発生した「令和6年能登半島地震(以下、能登半島地震)」は全国に大きな衝撃を与えました。多くの人的、物的被害がもたらされたこの大災害に、製造業も無関係ではいられません。MONOistでは先日、石川県と周辺地域に拠点を持つ製造業への影響をまとめた記事を出しました。現在も新情報を随時追記しています。

 記事では半導体やディスプレイパネル、電子機器/製造装置、自動車関連の工場の状況を報じています。ですが、能登半島周辺地域にあるモノづくり産業はこれだけにとどまりません。同地域には輪島塗や七尾仏壇、加賀友禅、九谷焼など、伝統工芸品を手掛ける中小製造業が多く存在します。こうした企業は、大手企業に比べて生産再開がさらに遅れることが懸念されます。

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