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伝統的なメディアの伝え方、玉石混淆のSNSにある「玉」の発信オートモーティブメルマガ 編集後記

「よく知りもせずに発信しないでくれ」と報道や大勢のSNSユーザーに対して思ったことはありますか。

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 この記事は、2024年1月10日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


伝統的なメディアの伝え方、玉石混淆のSNSにある「玉」の発信

 2024年最初に書く編集後記です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 元日に能登半島地震が発生、2日には羽田空港で事故が起き、大変な新年のスタートになったことで落ち着かない気持ちで過ごした方も多いのではないでしょうか。被災者や事故に巻き込まれた方、お正月返上で支援に当たり、現在も尽力している方々の大変さや苦労を思うと言葉になりません。

 年末年始は札幌にある実家に帰省していました。実家では新聞を紙で購読しているので、この2つの大きな出来事を紙の新聞で読むことができました。新卒で新聞社に就職したこともあり、緊急時の紙面がどう作られるかというところが気になってしまうのです。もちろんテレビも見ていましたし、新聞の電子版やSNSも眺めました。ラジオは聞いていませんでしたが、各社の防災アプリがどのような情報を伝えているかも見てみました。

 さまざまな情報源を見比べていると、災害に関する情報発信はテレビではNHKが分かりやすかったです。災害時の伝え方のノウハウがこれまでに蓄積されており、それがきちんと活用されているようだと感じました。伝統的なメディアが一定の信頼性を確保しているのに対し、SNSはさまざまな臆測やデマが行き交い、投稿される内容の信頼性は保証されていません。

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