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到着先でカートを自動で切り離せる病院用置き配型搬送ロボットを発売:医療機器ニュース
パナソニック プロダクションエンジニアリングは、病院内で薬剤や検体を自動搬送し、カートを到着場所で切り離す仕組みを備えた、置き配型搬送ロボット「HOSPI Trail」を発売する。
パナソニック プロダクションエンジニアリングは2023年9月19日、カートを到着場所で切り離す仕組みを備えた病院用置き配型搬送ロボット「HOSPI Trail」を9月下旬に発売すると発表した。自律搬送ロボットシステム「HOSPI」シリーズの新モデルだ。
HOSPIは、人に変わって病院内で薬剤や検体を自動搬送するロボットだ。従来モデルは搬送先に薬剤などを受け取る人が必要だったが、HOSPI Trailは搬送先に人がいなくても置き配で搬送物を届けることが可能だ。カートを本体から切り離す際は、自動でキャスターにロックがかかる。
また、清潔物と不潔物を1台のロボットで搬送できるように、浅型および深型の薬剤トレーが入る収納庫と、折り畳みコンテナなど大物が収納できる収納庫の2種類のカートを準備した。
HOSPI Trailの連続運転時間は約5時間、充電時間は約2.5時間、最大移動速度は0.75m/秒。外形寸法は680×1085×1405mm、本体重量は約145kgだ。カートの収納可能重量は約60kgとなっている。
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