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長尺ワークも加工できるCNC複合旋盤、R側主軸を搭載すれば1台で完成品も可能に工作機械

中村留精密工業は新たなシングルタレットのCNC複合旋盤「SC-200IIL」を発表した。

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 中村留精密工業は2023年9月7日、シングルタレットのCNC複合旋盤「SC-200IIL」を発表した。


シングルタレットのCNC複合旋盤「SC-200IIL」[クリックで拡大]出所:中村留精密工業

 「ワンランク上の加工へ」をコンセプトとした従来機の「SC-200II」を継承しつつ、ロングベッドを採用し芯間を伸ばすことで長尺ワークにも対応できるようにした。

 最大加工径は390mm、最大加工長さは522.8mm、ツール旋回径は620mmで、8インチクラス以上の加工エリアを確保した。角スライドを採用した高剛性スラントベッドにより重切削や高精度加工にも対応、センター間距離は715mm(主軸端面間距離800mm)まで向上した。

 R側の主軸である「又兵衛」を搭載でき、背面加工によって1台で完成品まで加工することもできる。心押しで長尺ワークをサポートするテールストックも選択可能になった。

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