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FEM解析ソフトウェアの最新版をリリース、平板要素のリメッシュ機能を追加CAEニュース

フォーラムエイトは、FEM解析ソフトウェアの最新版「Engineer's Studio Ver.11」を発表した。平板要素のリメッシュ機能を追加し、解析モデルの作成と編集時の平板要素のメッシュ分割の生産性を大幅に向上する。

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 フォーラムエイトは2023年8月1日、FEM(有限要素法)解析ソフトウェア「Engineer's Studio Ver.11」をリリースした。プレ処理から計算エンジン、ポスト処理まで自社で開発する、フラッグシップ製品の最新版となる。

 3次元積層プレート、ケーブル対応の動的非線形解析ソフト「Engineer's Studio」は、コンクリート解析理論の前川モデルをサポート。解析要素に梁要素と平板要素、ばね要素をサポートし、既存設計構造物のバックチェック、ミンドリンプレート、大変形解析などに対応する。

 Ver.11では、平板要素のリメッシュ機能を追加し、解析モデルの作成と編集時の平板要素のメッシュ分割の生産性が大幅に向上した。平板要素の線分や面を編集し、目的のメッシュ要素になるまでCADデータの編集と再メッシュを繰り返せるようになった。

平板要素のリメッシュ機能を追加
平板要素のリメッシュ機能を追加[クリックで拡大] 出所:フォーラムエイト

 また、固有値解析と粘性減衰の合理化により、固有値解析の実行回数が大幅に低減され、計算時間の短縮とレポート出力の印刷枚数低減に寄与する。今後は最新版を基盤にして、解析モデルの作成においてより使いやすく便利な新機能の提供と、解析業務の効率化につながる機能の開発を図る。

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