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全血から血液製剤を自動製造するシステムがFDA認証を取得医療機器ニュース

テルモの米国子会社Terumo BCTの血液自動製剤システム「Reveos」が、FDAの認証を取得した。全血から血小板製剤などの血液製剤を自動製造するシステムで、血小板製剤の安定供給を目指し、米国内の血液センターに拡販していく。

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 テルモは2023年8月8日、米国子会社Terumo BCTの血液自動製剤システム「Reveos(レビオス)」が、FDA(米国食品医薬品局)の認証を取得したと発表した。

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血液自動製剤システム「Reveos」[クリックで拡大] 出所:テルモ

 Reveosは、血液中の全成分を採血する全血採血で集めた血液(全血)から、血小板製剤や血漿製剤、赤血球製剤などの血液製剤を製造するシステム。一度の遠心分離サイクルにより、血小板、赤血球などの成分を分離し、専用の血液バッグへ充填するまで、一連の工程を完全自動化している。

 米国では、血小板製剤のほとんどが成分採血で集めた血液から作られている。しかし、成分採血のドナー数は減少傾向にある。Reveosは既に世界52カ国で使用されており、Terumo BCTでは今後、血小板製剤の安定供給を目指し、米国内の血液センターに拡販していく。

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