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10月からのジャパンモビリティショーに向けて楽しみなこと自動車業界の1週間を振り返る(1/2 ページ)

暑い日が続いていますが、体調を崩されていませんか。10月の下旬には東京モーターショー改め「ジャパンモビリティショー」も開幕しますが、秋らしくなるのでしょうか。

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 週末ですね。1週間お疲れさまでした。暑い日が続いていますが、体調を崩されていませんか。関係各所の尽力によって「電力需給が逼迫(ひっぱく)する」というアナウンスがないのは、せめてもの救いかもしれません。天気の3カ月予報を見てみると、10月まで平年よりも気温が高いようです。10月の下旬には東京モーターショー改め「ジャパンモビリティショー」も開幕しますが、秋らしくなるのでしょうか。

 ジャパンモビリティショーが控えているからか、新型車(それも売れ行きが期待できそうなモデル)のニュースが続いています。

 先日、フルモデルチェンジしてタイで世界初公開された三菱自動車のピックアップトラック「トライトン」は、2024年初めに日本でも発売する予定です。日本への投入は約12年ぶりとのこと。新型トライトンはボディーが従来よりも一回り大型化しているため、駐車場や取り回しのことを考えると誰でも選べるクルマではないかもしれませんが、お好きな方にとってはかなり気になる1台ではないでしょうか。

 タイでの新型トライトン発表会の模様は動画で見ることができます。三菱自動車 社長の加藤隆雄氏が「当社の屋台骨を支える最重要モデルであり、成長フェーズの幕開けに投入する、第一弾となる世界戦略車です。ここからはじまる当社の挑戦にどうぞご期待ください」とコメントしている通り、発表会からも気合が感じられます。


新型トライトン[クリックで拡大] 出所:三菱自動車

 同じく、ファンにとってうれしいのはトヨタ自動車の「ランドクルーザー250シリーズ」の登場でしょうか。こちらも2024年前半の発売です。ハイブリッドシステムや電動パワーステアリングなど“ランクル初”の技術が採用されます。また、2023年秋には「ランドクルーザー70」の日本再導入も予定されていますね。利益狙いで高額転売されることなく、欲しい人の手元に届くとよいのですが。


ランドクルーザー250シリーズ[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

 ホンダの軽自動車の人気モデル「N-BOX」も6年ぶりにフルモデルチェンジして、2023年秋に発売されます。ダイレクトプロジェクション式LEDヘッドライト(ホンダ初)、TFT液晶メーター(ホンダの軽乗用車では初)、新世代のホンダコネクト(ホンダの軽自動車では初)といった新たな装備が採用される予定です。


新型N-BOX[クリックで拡大] 出所:ホンダ

 攻撃的で圧の強い顔立ちが人気なトレンドは急には変わらないかもしれませんが、ランドクルーザー250シリーズや新型N-BOX、三菱自動車の「デリカミニ」といった新しいクルマを見ていると丸目のヘッドランプがこれから増えるのかな、という淡い期待が高まります。

 今後のデザインの方向性が垣間見えるのもモーターショーの魅力の1つですね。各社のコンセプトカーが楽しみです。

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