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アツい工場と、「パワポエンジニア」オートモーティブメルマガ 編集後記

クルマづくりに関わる人はみんな偉い。

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 この記事は、2023年7月26日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


アツい工場と、「パワポエンジニア」

 私が気に入って聞いているラジオ番組は、夏になると毎日のように「塩分、水分、クーラー気分」という合言葉とともに熱中症対策を呼びかけます。

 この番組のリスナーには、クルマを運転する仕事の人や冷房の効きにくい店頭に立つ人、あるいは高齢者など、熱中症のリスクが高い人が一定数いるからです。うっかり水分を取り忘れる人もいることを想定し、警視庁の交通情報のたびに水を飲むようリマインドするなど、世話焼きなラジオ番組です。

 自分自身はPCをカタカタするだけの業務なので、ラジオ番組が心配する熱中症のリスクはかなり低い環境にいます。これ以上の塩分は取りすぎのような気がするし、エアコンについては「設定温度が28℃だと暑いが27℃だと少し寒い」「足首が冷えて快適じゃない」などとぜいたくなことを考えています。

 先日、日産自動車の横浜工場(横浜市神奈川区)に行ってきました。取材日の7月19日はその直前までの猛暑日と比べて若干暑さが和らいだとはいえ、最高気温は33.3℃。毎日24時間クーラー気分の私は工場内ですぐに汗だくになりました。

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