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Webブラウザ上で全ての作業が完結する完全クラウドのCAEプラットフォーム:CAEニュース
構造計画研究所は、SimScaleが提供する完全クラウドのCAEプラットフォーム「SimScale」の取り扱いを開始した。ハードウェア不要で導入コストを抑えられ、どこからでもアクセスして設計、開発に利用できる。
構造計画研究所は2023年6月26日、SimScaleが提供する完全クラウドのCAEプラットフォーム「SimScale(シムスケール)」の取り扱い開始を発表した。
完全クラウドベースのため、構造解析や熱流体解析、風況解析など幅広い現象に対応する。CADモデルをアップロードすれば、計算の条件設定から解析、結果の可視化まで全てWebブラウザ上で実施可能だ。
計算用のハードウェアが不要で、導入コストを抑えられ、場所や時間の制約を受けずにどこからでもアクセスして設計、開発に利用できる。また、直感的に操作できるインタフェースにより、解析専任者でなくても容易に解析可能だ。
最大96コアの並列計算を上限なく複数同時に実行できるため、解析時間を短縮する。また、チームメンバーがクラウド上で設定条件や解析結果を共有し、設計上の課題発見や改善のための施策を検討することで、設計開発プロセスを効率化できる。
提供プランは、一部機能に制限があるCommunityプラン(無償)、全ての解析機能が使えるProfessionalプラン(有償)、チーム向けのTeamsプラン(有償)の3種。他に、回転機器周りの流体解析に優れるSubsonicアドオン、建築物周辺の風を解析するPWC(風環境解析)アドオン、LBM(格子ボルツマン法)アドオン、SimScaleのWeb APIにアクセスできるアドオンも提供する。
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