ニュース
ミスミ、製造業の未来を担う学生向け支援プログラムをスタート:メカ設計ニュース
ミスミグループ本社は、機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy」に、製造業を担う教育機関向け支援プログラム「meviy for Education」を新設し、参加団体の募集を開始した。meviy利用の部品を1団体年間10万円まで提供する。
ミスミグループ本社は2023年6月5日、機械部品調達のAI(人工知能)プラットフォーム「meviy(メビー)」に、教育機関向け支援プログラム「meviy for Education」を新設し、参加団体の募集を開始したと発表した。製造業の若者離れや人手不足などの課題解決に着手する。
meviy for Educationでは、モノづくりに挑戦する50の学校法人を対象に、特別プログラムとして、meviy利用の部品を1団体年間10万円まで提供する。さらに、年間を通して製造業で働く楽しさに触れる出張授業、著名な講師陣による特別講座など、学生向けの各種イベントを開催する。
応募期間は2023年6月2日〜7月31日、支援期間は同年9月1日〜2024年8月31日となっている。選考時のポイントは、「モノづくりへの好奇心、情熱、チャレンジ精神」「モノづくりの未来に貢献したいという志」「ユニークな取り組みの実施」の3点だ。選考結果は、同年8月31日までに連絡となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「時間」を創出できる機械部品調達サービス「meviy」の進化を支える3つの鍵
ミスミグループ本社は「meviyのこれまでの歩みと進化の鍵」をテーマに記者説明会を開催。同社 常務執行役員 兼 ID企業体 企業体社長の吉田光伸氏をはじめとする4人のキーマンが、機械部品調達サービス「meviy」の強みやこだわり、価値提供を加速する仕掛けやAI活用などについて紹介した。 - 機械部品調達の「meviy」が進化、ヤマザキマザックと協業で旋盤加工部品に対応
ミスミグループ本社とヤマザキマザックは2022年11月8日、デジタル機械部品調達サービス「meviy(メビー)」で「旋盤加工部品」向けの新サービスを共同開発し2022年12月から提供すると発表した。「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8〜13日、東京ビッグサイト)において紹介している。 - 海外で勝つために「IT企業化」を進める、ミスミがIT合弁会社を設立した理由
2022年9月1日、ミスミはシステム開発を手掛けるコアコンセプト・テクノロジーとの合弁会社「DTダイナミクス」を設立した。ミスミが手掛けるデジタル部品調達サービス「meviy」の開発を加速するためとするが、通常の企業連携の枠を超えて合弁会社を設立した理由とは何か。関係者に話を聞いた。 - ミスミ「meviy」の手軽さを訴求、プロトラブズ日本撤退もRPサービスは継続
ミスミグループ本社は「日本ものづくりワールド 2022」(リアル展、東京ビッグサイト、2022年6月22〜24日)内の「第34回 設計・製造ソリューション展(DMS)」に出展し、デジタル機械部品調達サービス「meviy(メビー)」を訴求した。 - ミスミが「meviy」の海外展開の加速を視野にUI刷新、作業時間が従来の3分の1に
ミスミグループ本社は、オンライン機械部品調達サービス「meviy」のグローバル展開の加速を視野に、ユーザーインタフェースを2022年4月から刷新した。初めての利用者でも直感的に操作できるよう一覧性を高めるとともに、見積もり/発注までのステップの見直しを図った。 - 「meviy」にトヨタと共同開発の新機能、部品の穴などの製造情報を自動反映
ミスミグループ本社は、設計データのみで生産設備用機械加工部品が調達できるオンデマンドサービス「meviy(メヴィー)」について、トヨタ自動車と共同開発した新機能の追加により大幅な強化を図ると発表した。