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組み込み用高速起動ソリューションが64ビットRISC-Vコア搭載MPUに対応組み込み開発ニュース

リネオソリューションズの組み込みLinux/Android機器向け高速起動ソリューション「LINEOWarp!!」が、ルネサスエレクトロニクスの64ビットRISC-V CPUコアを搭載したMPU「RZ/Five」に対応し、サポートを開始した。

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 リネオソリューションズは2023年5月10日、組み込みLinux/Android機器向け高速起動ソリューション「LINEOWarp!!」が、ルネサスエレクトロニクスのマイクロプロセッサユニット(MPU)「RZ/Five」に対応し、サポートを開始したと発表した。

 LINEOWarp!!は、組み込みLinuxやAndroidを搭載したSoCに対応する高速起動ソリューション。ハイバネーション方式を採用し、スナップショットイメージからシステムメモリを一挙に復元することで、起動を高速化できる。

 RZ/Fiveは、64ビットRISC-V CPUコアを搭載したMPU。16ビットのDDR3L、DDR4インタフェースに加え、Gbit-Ethernet、CAN、USB 2.0などのインタフェースを備える。今回、LINEOWarp!!に対応したことで、通常14.47秒の起動時間が3.65秒と約4分の1に短縮した。

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「LINEOWarp!!」による起動と通常起動の時間比較[クリックで拡大] 出所:リネオソリューションズ

 電源オフ状態から迅速に機器を立ち上げられるため、通信待機中はバッテリーを消費せず、データ通信を実施するタイミングで瞬時に通信を確立できる。これにより、バッテリーの消耗軽減や軽量化につながる。

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