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高速起動で低電力、堅牢性の高いRISC-V対応ソリューションを提供組み込み開発ニュース

サイバートラストは、Tuxera Japanおよびリネオソリューションズと連携し、信頼性と可用性の高い次世代IoTシステムを提供する。同システムは、産業、車載、医療、民生機器の高速起動と待機電力削減を可能にする。

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 サイバートラストは2022年11月15日、信頼性と可用性の高い次世代IoT(モノのインターネット)システムを提供するため、Tuxera Japan(Tuxera)およびリネオソリューションズ(リネオ)と連携すると発表した。産業、車載、医療、コンシューマー向け機器の高速起動と待機電力削減を可能にする。

 提供するシステムは、リネオの組み込みLinuxおよびAndroid機器向けの高速起動ソリューション「LINEOWarp!!(Warp!!)」と、Tuxeraの高信頼性ファイルシステムを組み合わせたものだ。

 Tuxeraの電源断耐性を備えた堅牢なファイルシステムを活用することで、瞬電時のデータ破損などのリスクを軽減し、フラッシュメモリの読み出しや書き込みの耐久性を高めた。同時に、高速起動と低消費電力化も可能にした。複合機や車載機器など、電源のオンオフ回数が多いシステムに適する。

 また、次世代IoT機器には、膨大なデータを安全かつ効率的に管理、運用するためRISC-Vプロセッサアーキテクチャの搭載が見込まれており、同システムはRISC-Vアーキテクチャに対応する。最新版Warp!!(Version 6.0)では、RISC-Vプロセッサ「SiFIVE Freedom U740 レファレンスボード」において、通常と比べて約76%短い、48秒で起動することを確認した。

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