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組み込みLinux/Android向け高速起動ソリューションがRISC-Vに対応組み込み開発ニュース

リネオソリューションズは、組み込みLinuxおよびAndroid機器向けの高速起動ソリューション「LINEOWarp!!」の最新版ver.6.0をリリースし、サポートを開始した。

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 リネオソリューションズは2022年10月17日、組み込みLinuxおよびAndroid機器向けの高速起動ソリューション「LINEOWarp!!」の最新版としてver.6.0をリリースし、サポートを開始した。

 LINEOWarp!!は、電源をオンにした際に事前に保存したスナップショットイメージからシステムメモリを一挙に復元し、起動を高速化する。組み込みLinuxやAndroidを搭載したSoCに対応している。

 ver.6.0では、新たにRISC-Vアーキテクチャをサポートした。BootLoader起動後から画面表示が完了するまでの時間で比較したところ、RISC-Vアーキテクチャを採用したボード「SiFive HiFive Unmatched」では、従来と比較して7分の1以下の時間で起動できる。

 また、スナップショットイメージのアップデート時に、古いイメージと新しいイメージとの差分ファイルが抽出可能となった。配布するスナップショットイメージのサイズを従来版より小さくできる。

 圧縮伸長処理も改善しており、従来版と比較してデータの伸長時間や圧縮サイズを10〜20%削減可能。64ビットCPUでは、圧縮時間も30%削減できる。

 加えて、セキュアブートでの起動もサポートした。SoCのセキュアブート機能と連携することで、スナップショットイメージの改ざんを防止する保護機能をオプション選択できる。

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