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リコー、「ThingWorx」によるデータ連携でPLMデータの活用用途を拡大製造IT導入事例

PTCジャパンのIoTプラットフォーム「ThingWorx」をリコーが導入する。2023年度からクラウド上での利用を順次開始し、翌2024年度には生産現場との連携も図り、生産性向上を目指す。

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 PTC ジャパンは2023年4月4日、同社のIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「ThingWorx」を、リコーが国内外の拠点に導入することを発表した。

 リコーはこれまで、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、PTCのPLM「Windchill」を導入。3D CADデータや部品表、技術ドキュメントなどの情報をリアルタイムに閲覧、共有、生成できる技術情報基盤として活用している。

 今回、ThingWorxを導入することで、複数の基幹システムの情報を統合し、Windchill上で一元管理されたデータとひも付けて閲覧可能にする。例えば、Windchill内の部品表の情報と資材や仕入先の情報を結び付け、一連の情報として業務に活用できるようにする。また、過去や現在、未来の予測情報を表示して、データの分析や活用をより容易にする。

 リコーでは、2023年度からThingWorxのクラウド上での利用を順次開始する。翌2024年度には、生産現場との連携も図り、生産性向上を目指す。

キャプション
PTC ジャパン 代表取締役の桑原宏昭氏(左)とリコー デジタル戦略部コーポレートIT統括センター所長の浜中啓恒氏(右) 出所:PTC ジャパン

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