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自動運転レベル4がついに解禁、4月1日の道路交通法改正で日刊MONOist月曜版 編集後記

遠隔監視を行う特定自動運行主任者の配置がかなり大変そうです。

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 この記事は、2023年4月3日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 4月になりました。新入社員の入社や異動など出会いと別れの季節ですね。さて、変化の時期だけあって、法規制などもさまざまな変化が生まれています。4月1日施行の大きな法規制の変化として道路交通法の改正があります。この改正により、ついに日本でも自動運転レベル4に相当する「特定条件下における完全自動運転」が可能となります。

 自動運転レベル3では、特定条件を外れたり作業困難な状況に陥ったりするとドライバーが対応することが求められますが、自動運転レベル4になると、作業継続が困難になった場合でもシステムで対応するようになります。この場合の「特定条件」とは、場所(高速道路のみなど)、天候(晴れのみなど)、速度など、自動運転を行う環境を限定するものです。ここでポイントは、「特定条件」が確保できる環境であれば、自動運転を行う車両側にドライバーがいないことが認められるようになるということです。

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