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アキシャルギャップ型モーターの3次元数理モデルを発表:CAEニュース
セイコーエプソンは、アキシャルギャップ型モーターについて、任意の磁石極数と磁石配列を持つ3次元数理モデルを発表した。さまざまな磁石極数や磁石配列のパターンに対応する。
セイコーエプソンは2023年2月13日、世界で初めて、アキシャルギャップ型モーターについて、任意の磁石極数と磁石配列を持つ3次元数理モデルを発表した。さまざまな磁石極数や磁石配列のパターンに対応する。
この数理モデルは、磁石の極数、配列、コイルの数、形状寸法などのパラメーターから、数学的に導き出された計算式によって、短時間であらゆる極数や配列に対応したアキシャルギャップ型モーターの動作特性を解明できる。
アキシャルギャップ型モーターは、永久磁石を回転子とするPM(Permanent Magnet)同期モーターの1つ。従来のラジアルギャップ型モーターより、薄型、省エネルギー、高効率、高トルクなどの特徴を有する。しかし、簡単な磁石配列に限定した2次元近似モデルや、膨大な計算時間を要する汎用(はんよう)シミュレーションモデルを使用する必要があり、開発、設計が困難だった。
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