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太陽光発電とバッテリー交換式EVをトータルマネジメント、NTT西日本などが実証電動化

NTT西日本 東海支店とFOMM、NTTアドバンステクノロジは太陽光発電と可搬型バッテリー、バッテリー交換式EVを組み合わせたエネルギーマネジメントの共同実証を実施する。

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 NTT西日本 東海支店とFOMM、NTTアドバンステクノロジは2023年2月17日、太陽光発電と可搬型バッテリー、バッテリー交換式EV(電気自動車)を組み合わせたエネルギーマネジメントの共同実証を実施すると発表した。

 環境省の令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(バッテリー交換式EVとバッテリーステーション活用による地域貢献型脱炭素物流等構築事業)を活用して共同実証事業を実施する。発電量が大きく変動する再生可能エネルギーの普及拡大において需給調整の役割を果たす蓄電池を活用するとともに、蓄電池の価値を最大化して企業や自治体の導入メリット向上を目指す。


実証事業のイメージ[クリックで拡大] 出所:NTT西日本

 愛知県名古屋市内で太陽光発電と可搬型バッテリー、EVを導入し、再生可能エネルギーでEVを運行する。車両、バッテリー、発電設備のそれぞれからデータを収集し、統合的に管理するエネルギーモビリティマネジメントシステムも使用する。災害発生時には近隣の自治体に太陽光発電設備や可搬型バッテリーを提供し、避難場所などで利用できるようにする。車両はエンジン車をEVに改造したコンバージョンEVだ。

 実証事業の実施期間は2023年2月20日〜2024年3月31日。終了後も設備は継続して利用する。実証事業の企画、実行管理、設備の導入や運用、データ分析はNTT西日本が担う。FOMMは車両とバッテリーを提供する。NTTアドバンステクノロジは2023年夏ごろからエネルギーモビリティマネジメントシステムの提供を始める。

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