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金属くずや研削液の再利用を促進、遠隔管理もできる研削スラッジ固形化装置:FAニュース
ノリタケカンパニーリミテドは、インターネット接続機能を搭載した研削スラッジ固形化装置「スマートブリケッタ―」を発売した。研削スラッジを金属くずのブリケットと研削液に分離して再利用可能にし、運転状況をリモートで一元管理できる。
ノリタケカンパニーリミテドは2022年11月8日、インターネット接続機能を搭載した研削スラッジ固形化装置「スマートブリケッター」を発売した。
金属を研削、研磨加工すると、金属くずと研削液が含まれた泥状の研削スラッジが発生する。研削スラッジ固形化装置は、研削スラッジを圧縮して研削液を搾り出し、ブリケット状に固形化した金属くずと研削液に分離する装置だ。
スマートブリケッタ―は、産業廃棄物として埋め立て処理されることが多い研削スラッジの体積を80%、重量を50%低減する。分離後、金属くずのブリケットは製鉄所で資源として利用でき、研削液はろ過することで90%以上を再利用できる。
従来機種のデザインを一新し、インターネット接続機能を搭載することで、クラウドでのデータ管理が可能になった。複数拠点の運転状況やスラッジ処理量を遠隔地から把握して、一元管理できる。
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