3Dプリンタ用のソフトウェアを発表、造形ワークフローをトータルに合理化:3Dプリンタニュース
Stratasysは、3Dプリンタ「Origin One」「Origin One Dental」用のソフトウェア「GrabCAD Print」を発表した。Origin One向けに新機能を搭載しており、造形ファイルの準備から造形後の解析までのワークフローを合理化する。
Stratasys(ストラタシス)は2022年6月2日、3Dプリンタ「Origin One」「Origin One Dental」用のソフトウェア「GrabCAD Print」を発表した。Origin OneとOrigin One Dentalプリンタのユーザーであれば、無料で導入できる。
GrabCAD Printは、造形ファイルの準備から造形後の解析までのワークフローを合理化する複合型ソフトウェアソリューションである。Origin One向けに、造形準備の改善や、サポート材料の消費量を抑えた自動サポート生成ツールの改善といった新機能を追加している。
GrabCAD Printとの連携によりOrigin Oneをフルプラットフォームに統合することで、3Dプリンタ、アディティブマニュファクチャリング、エンタープライズアプリケーション、より広範なインダストリー4.0インフラ間の双方向接続が可能になる。
さらに、GrabCADソフトウェア開発キット(SDK)を介して、第三者のGrabCADソフトウェアパートナーをつなぐエコシステムにより、設計から生産までデジタルスレッド全体にわたる事業の管理を支援する。
ラベリングやネイティブCADファイルサポート、プリンタステータス監視、プリンタスケジューラーなどの新機能に加え、オープンマテリアルライセンス(OML)へのアクセスも可能になった。要望に合わせて最適化したプロファイルや設定を有する材料を開発し、材料コレクションの管理や組織内での共有を促進する。
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