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中国にトラクションモーターシステムのフラグシップ工場を建設:工場ニュース
日本電産は、中国浙江省平湖市に、トラクションモーターシステム「E-Axle」のフラグシップ工場を建設する。E-Axleの組み立て生産だけでなく、EV専用一貫工場を目指す。
日本電産は2022年5月23日、中国浙江省平湖市に、トラクションモーターシステム「E-Axle」のフラグシップ工場を建設すると発表した。E-Axleの組み立て生産に加え、部品事業も集約したEV専用一貫工場を目指す。
建設予定の新工場は、トラクションモーター関連では中国で5番目、E-Axleの組み立て工場としては同国で4番目の工場となる。建屋投影面積は3万9400m2、生産エリア延床面積は10万9600m2。同年10月に着工し、2023年10月の操業開始を予定している。
E-Axle事業におけるフラッグシップ工場をコンセプトにするが、インバーターやギアなどの関連製品も生産する。人員規模はフル生産時で約2500人、生産能力はフル稼働時で年産100万台を予定している。
E-Axleは、同社が2019年に生産を開始し、2022年4月末までに中国で累計37万台以上を販売している。2025年度の販売計画は360万台、生産能力計画は700万台とする。
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