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追い風吹く国内製造への回帰、本当にその果実を手にできるかFAメルマガ 編集後記

単純に戻すだけでは難しい状況があります。

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 この記事は、2022年5月20日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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 4月末から今週にかけて多くの製造業で決算発表が行われました。サプライチェーンの混乱や世界的な資源の枯渇、急速な円安などにより、資源や材料の調達についてはマイナスの影響が出ていましたが、一方で円安の影響により全般的にグローバル展開している製造業にとっては、良い結果が出ていたのではないでしょうか。「悪い円安」と指摘されていた割には、好決算となった企業が多かったように感じています。

 地産地消や地政学的リスクの低減などを考えると一概にはいえませんが、現在の円安や中国を含む各地のロックダウンリスク、ウクライナ危機、米中貿易摩擦など、さまざまなマクロ環境の変化を見ると、現状は国内で製造し輸出する国内製造強化に大きな追い風が吹いているように感じています。実際に半導体デバイスや製造装置などの国内工場の新設や増設などの動きは活発化しています。

 基本的には、国内で減少が続いてきた工場が増える傾向にある動きが出てきたことはモノづくりの将来にとってみるとよい流れだと考えます。ただ、手放しでは喜ぶことはできないという危機感も覚えています。

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