ニュース
5GやLTEなど無線通信デバイスの開発支援サービスを提供開始:組み込み開発ニュース
NTTドコモは、通信デバイスの開発を支援する「デバイス開発アシスト」の提供を開始した。同社が有する5GやLTEデバイス開発の知見を活用し、通信デバイス開発や検証の支援、アフターサポートを担う。
NTTドコモは2022年4月4日、通信デバイスの開発を支援する「デバイス開発アシスト」の提供を開始した。同社が有する5GやLTEデバイス開発の知見を活用し、企業の通信デバイス開発や検証の支援、アフターサポートを担う。
デバイスの企画や開発段階では、5GおよびLTEの無線通信全般に関連したコンサルティングや、IoT(モノのインターネット)デバイスとドコモのネットワークとの相互接続性試験などを支援する。
デバイスの検証段階では、専用の検証環境による通信プロトコルの検証や、顧客の提供サービスにおけるさまざまな用途を想定したシステム検証を実施する。
さらに、アフターサポートとしては、5GおよびLTEの通信におけるトラブルを調査、解析する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- IoTデバイスに不可欠な「アンテナ」「無線モジュール」「SIMカード」の役割
IoTデバイスの基本的な構成から、必要な認証、デバイス選定までを前後編で解説する本連載。前編では、基本的な構成の中でも、通信に関する機能を持つ「アンテナ」「無線モジュール」「SIMカード」について詳しく解説する。 - IoTデバイスにも必須の「技適」とは何か、どんなデバイスを選ぶべきか
IoTデバイスの基本的な構成から、必要な認証、デバイス選定までを前後編で解説する本連載。後編では、IoTデバイスを日本国内で使うために必要な認証いわゆる“技適”についての解説を行った上で、目的に応じてどのようなデバイスを選定していくべきかについて紹介する。 - 現実解を模索する導入3年目のローカル5G、Wi-Fi 6Eはダークホースになり得るか
さまざまな事業主体が5Gを自営網として利用できるローカル5Gの国内導入が始まって2022年は3年目になる。4.6G〜4.9GHzの周波数帯を用いるサブ6とSA(Stand Alone)構成という組み合わせが現実解として主流になる中、導入コスト削減に向けた取り組みも進んでいる。一方、6GHz帯を用いるWi-Fi 6Eを国内で利用するための検討作業も進んでいる。 - JFEエンジとNTTドコモが5G実証プラントでオープン開発、ローカル5Gも導入
JFEエンジニアリングとNTTドコモは、JFEエンジニアリングの横浜本社構内に構築した5GをはじめとするDXソリューションの実証プラント「5G Innovation Plant」の開所式を行った。今後は両社の協力企業をはじめオープンに開発パートナーを募り、同所を利用してプラントの遠隔/自動運転や無人化/省人化などに役立つソリューションの開発を進める。 - エクモカーと病院間を双方向でつなぐシステムの運用を開始
NTTドコモは、5Gネットワークを介してエクモカーと病院間をつなぐ、高精細リアルタイム映像伝送システムおよび双方向音声伝送システムを千葉大学医学部附属病院に提供した。 - NTTドコモが自由に使える1万m2のテストコースとセルラーV2Xのシステムを提供
NTTドコモは2021年11月15日、ITS専用に割り当てや実用化が進む5.9GHz帯のセルラーV2X(モバイルネットワークによる車車間、路車間、歩車間通信)向けに、企業や団体に実証実験環境を提供すると発表した。