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インドに建設した産業用小型エンジンの新工場で量産開始、年産8万台可能:工場ニュース
ヤンマーホールディングスは、インドに建設した産業用小型エンジンの新工場の量産稼働を開始した。15〜37kWクラスを年間8万台生産できる能力を有し、将来的には16万台への生産能力増強も視野に入れている。
ヤンマーホールディングスは2022年1月28日、インドのタミル・ナドゥ州に建設した産業用小型エンジンの新工場の量産稼働を開始した。まずは同国で生産しているヤンマーブランドのトラクター向けに供給し、2022度以降はグローバル市場に向けて展開していく予定だ。
同社は2018年に、エンジン部品のサプライヤーが集積するインドでYanmar Engine Manufacturing Indiaを設立。グローバルな産業用エンジン拡販の重要拠点として、新工場の稼働準備を進めてきた。
新工場の敷地面積は2万3708m2で、15〜37kWクラスの産業用エンジンを年間8万台生産できる能力を有し、将来的には16万台への生産能力増強も視野に入れている。
新工場では、日本と同等の生産、品質管理システムを導入し、高品質なエンジンの生産が可能だ。また、年間発電量138万kWhの太陽光パネル設置による再生可能エネルギーや雨水の利用、緑地帯の整備などを促進する環境配慮型工場となる。
今後も経済成長が期待されるインドをはじめ、農業、建設機械の需要が旺盛な欧米やアジアなどの地域に産業用エンジンを供給していく。
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