製造業向け3Dドキュメントツールのトライアル利用を開始:メカ設計ニュース
Sceneは、3D CADファイルを2次活用し、あらゆる部署で3Dの資料を作成できる製造業向け3Dドキュメントツール「Scene」のトライアル利用を開始した。現場に負担をかけることなく、容易に導入の検証ができる。
Sceneは2022年2月9日、3D CADファイルを2次活用し、あらゆる部署で3Dの資料を作成できる、製造業向け3Dドキュメントツール「Scene」のトライアル利用を開始した。製造業のコミュニケーション改善ツールとして、現場に負担をかけずに導入の検証ができる。
Sceneは、設計段階の3D CADデータを活用して、3Dを使った立体的で分かりやすい資料を設計部門や生産技術、製造、サービス部門などあらゆる部署で作成できる。
3Dによる立体構造は、これまで3D CADツールを使える人材にしか作成できなかったが、Sceneを使用すると誰でも3D資料を作成できる。PowerPointやExcelに写真を貼り付けた資料よりも、ビジュアルで分かりやすく伝えられるため、作業工程の前倒しや作業者のトレーニングなどに活用できる。
導入の際、高性能PCや使い方の学習は必要ない。忙しい現場でもスムーズに導入でき、早い段階でQCD(品質、コスト、納期)が向上する。
正式版を2021年12月にリリースしており、国内外で導入が進んでいる。今回、同ツールの効果をより広く知ってもらうため、トライアル利用の提供を開始した。準備作業やトライアル期間中の余分な作業は発生しないため、気軽に利用できる。
トライアルの対象企業は、3D CADツールを活用している製造業の企業。トライアル期間は30日間となる。応募は同社Webサイトの申し込みフォームからで、2022年2月28日まで受け付けている。
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