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情報を集約し、容易に共有できるソフトウェア設計ツールの最新版を提供開始:組み込み開発ニュース
デンソークリエイトは、システムやソフトウェアの開発を支援する設計ツールの最新版「Next Design v2.0」の提供を開始した。独自のGitマージツールにより分散開発に対応し、変更差分を可視化しやすいファイル形式が利用可能となった。
デンソークリエイトは2022年1月20日、システムやソフトウェアの開発を支援する設計ツールの最新版「Next Design v2.0」の提供を開始した。併せて、90日間無料で使用できる、評価版の提供も開始している。
Next Designは、現場のプロセスに合わせた専用の設計ツールをノンプログラムで提供する。各工程の設計情報の構造と関連をクラス図で定義した「メタモデル」と、成果物の見た目を定義した「ビュー」を組み合わせることで、仕様書や設計図などの設計情報を一元化し、トレーサビリティーの確保と部門間の情報共有を可能にする。
最新版では、独自のGitマージツールにより分散開発に対応し、変更差分を可視化しやすいファイル形式が利用可能となった。また、任意のファイルを部分読み込みできるため、大規模プロジェクトでも素早く作業を開始できる。シーケンス図の設計機能、UMLやSysMLへの対応、ビューのカスタマイズなど機能も強化。ユーザーライセンスのほか、複数人で利用できるフローティングライセンスも用意した。Windows 10で動作する。
既に、自動車や電気機器などの業界がNext Designを導入している。年間利用料は、ユーザーライセンスが6万6000円から、フローティングライセンスが26万4000円からとなっている(いずれも税込み)。
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