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金属3DプリンティングシステムがD2工具鋼に対応、冷間金型などの造形に:3Dプリンタニュース
アルテックは、同社が国内一次代理店を務めるDesktop Metalの金属3Dプリンティングシステム「Studio System 2」用のD2工具鋼の取り扱い開始を発表した。販売開始時期は2022年1月末を予定する。
アルテックは2022年1月12日、同社が国内一次代理店を務めるDesktop Metalの金属3Dプリンティングシステム「Studio System 2」用のD2工具鋼の取り扱い開始を発表した。販売開始時期は同年1月末を予定する。
現在認定されているStudio System材料の中で最も熱処理後の硬度が高く、工具材料グレードの強度を必要とする新たなアプリケーションへの適用拡大が期待される。
D2工具鋼は、熱処理後の硬度と圧縮強度に優れ、非常に高い耐摩耗性、寸法安定性、および硬化状態での耐食性を特徴とする。今回のD2工具鋼への対応により、冷却機構を備えた試作金型や少量の射出成形部品の冷間金型など、工具鋼パーツをStudio System 2で手軽に造形できるようになる。
Studio System 2は、MIM(金属粉末射出成形)を応用した独自のBMD(Bound Metal Deposition)方式を採用する金属3Dプリンティングシステムで、“造形+焼結”というシンプルな2段階プロセスでの金属パーツ製造を実現する。
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