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CNC切削加工で長納期オプション追加、材料不足に伴う納期調整ニーズに対応メカ設計ニュース

プロトラブズは、材料不足に伴う製造業の納期調整ニーズに柔軟に対応するため、CNC切削加工サービスにおいて「長納期オプション」を追加。これにより当日/1営業日/2営業日の「短納期オプション」、3営業日の標準納期に加え、7営業日/12営業日の長納期オプションから納期を選択できるようになる。

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 オンデマンド受託製造サービスを展開するプロトラブズは2022年1月12日、世界的な材料不足に伴う製造業の納期調整ニーズに柔軟に対応するため、CNC切削加工サービスにおいて「長納期オプション」を追加したことを発表した。

CNC切削加工サービスを利用する際、6つの納期が選択可能に
CNC切削加工サービスを利用する際、6つの納期が選択可能に[クリックで拡大] 出所:プロトラブズ

 これにより、CNC切削加工サービスの利用者は、当日/1営業日/2営業日の「短納期オプション」、3営業日の標準納期に加えて、7営業日/12営業日の長納期オプションから納期を自由に選択できるようになる。材料の制限はなく、対応の可否については見積もり段階で分析/判断され、Web見積もり上で結果を確認できる。

 長納期オプションを選択した場合は、標準納期(3営業日)を基準に割引が適用される。価格は形状によって変動するが、7営業日であれば標準納期の約18%、12営業日であれば同じく約27%の割引価格で発注が可能となる。

 「スピード感を追求してきたこれまでの納期オプションとは異なり、今回の長納期オプションは、世界的に深刻化する半導体不足や材料不足によって不確実性が高まり、モノを作りたくても作れないといった“納期の長期化”が進む製造業に対して、確実な納期を約束し、それを高品質かつリーズナブルな価格帯で提供するものである。さまざまな納期調整ニーズに柔軟に対応し、最もフィットする納期オプションからCNC切削加工サービスを利用できる」(同社)

 米国Proto Labsでは2021年から長納期オプションの展開を始めており、既存顧客の利用のみならず、新規顧客の獲得にもつながっているという。また、同社はグローバル展開の強みを生かし、各拠点で抱える豊富な材料を融通し合うことにより、材料不足の影響を最小限に抑えた安定的な受託製造サービスを実現可能としている。

コロナ禍で非対面/非接触のオンデマンド製造の需要が増加

 同社が展開するCNC切削加工および射出成形サービスは、Webブラウザを介してオンデマンドで見積もりから発注まで対応可能で、試作や小ロット生産など、製造業の幅広いニーズに応える。また、Web見積もりの際、フォローが必要な場合には同社の専門技術者が電話対応にてサポートを実施。「オンラインの強みを生かし、コロナ禍で求められる非対面/非接触でのやりとりを実現している点も利用者から高く評価されている」(同社)という。

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