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5GやIoTを活用した生産設備データの収集、連携の実証実験環境を構築:製造ITニュース
ソフトバンクとロボットテクノロジー関連企業のコンソーシアムi-RooBO Network Forumは共同で、5GやIoTを活用した生産設備データの収集、連携の実証実験環境を大阪市内に構築した。
ソフトバンクは2021年11月9日、ロボットテクノロジー関連企業のコンソーシアムi-RooBO Network Forum(iRooBO)と共同で、5GやIoT(モノのインターネット)を活用した生産設備データの収集、連携に対応する実証実験環境を大阪市に構築したと発表した。
実証実験環境は、大阪市内の複合商業施設「ATC(アジア太平洋トレードセンター)」内に構築。施設内には、iRooBOが運営する製造現場の自動化支援施設「IATC」や研究開発支援施設「IATC-Lab」、両者が共同運営する5G向け開発支援拠点「5G X LAB OSAKA」がある。
IATCとIATC-Labのデモンストレーション用生産設備や制御装置、協働ロボットにIoTセンサーなどを設置し、ソフトバンクの5Gと閉域網サービス「SmartVPN」を使って、クラウドサービス「Microsoft Azure」に接続し、データ収集や連携ができるシステムを構築した。
この実験環境を利用することで、実際の製造現場の生産設備と同様の環境で、さまざまなソリューションの動作確認や導入効果の検証が可能になる。活用の第1弾として同月29日より、ブリッジ・ソリューションとスリーアップ・テクノロジーが「IoTシステムを活用した工場見える化ソリューションの導入可能性検証と課題抽出」の実証実験を開始する予定だ。
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