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京セラのスマート無人レジは、手で持った商品も高精度で認識するスマートリテール

京セラは「CEATEC 2021 ONLINE」に出展した「スマート無人レジシステム」が、デジタルトランスフォーメーション DX部門賞で準グランプリを受賞したと発表した。独自開発のAIで、重なり合った商品も高精度に認識できるようにした他、新商品登録時の再学習の手間を大幅に削減した。

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 京セラは2021年10月19日、「CEATEC 2021 ONLINE」(同年10月19〜22日、オンライン開催)に出展した「スマート無人レジシステム」が、デジタルトランスフォーメーション DX部門賞で準グランプリを受賞したと発表した。独自開発のAIにより、重なり合った商品も高精度に認識できるようにした他、新商品登録時の再学習の手間を大幅に削減した。

1台で6000商品を登録可能

 スマート無人レジシステムはレジ1台と、カメラ、PC、ディスプレイで構成されている。京セラが独自開発した物体認識AIアーキテクチャを活用することで、カメラ前に置いた商品などを高精度で自動認識して、手軽に清算できるようにする。レジ1台で6000種類以上の商品を登録、認識可能だ。小売店だけでなく、社員食堂でトレーに乗せた商品を自動認識するなどの用途でも使用できるという。


スマート無人レジの利用イメージ[クリックして拡大] 出所:京セラ

 技術的な特徴として、京セラ独自の物体AI学習データ育成技術を活用することで、商品が互いに重なっている場合でも、商品を区別して高精度で認識できる。手に持っている商品に対しても物体認識を行える。

 また、新商品を追加登録する際には、AIに新商品のみを追加学習させるだけで良い。従来は、新商品登録時に登録済み商品も併せて再学習させる必要があったが、こうした手間を省き、学習時間を大幅に短縮する。

 この他、必要となる機材がカメラとPC、ディスプレイのみのため、他社が提供するスマートレジシステムと比較して大規模な設備投資が必要ない点もメリットだ。

 今後、京セラは物体認識AI技術をコンピュータビジョン技術や光学技術、無線技術、AI技術と組み合わせてさまざまな店舗ソリューションへと展開していく予定だという。

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