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業務用冷凍冷蔵庫メーカーがクラウド型ERPを採用:製造IT導入事例
フクシマガリレイは、グループ会社との連携強化および業務効率向上を目的に、SAPの次世代ERP「SAP S/4HANA」と分析クラウド「SAP Analytics Cloud」の導入を決定した。
フクシマガリレイは2021年8月16日、グループ会社との連携強化および業務効率向上を目的に、SAPの次世代ERP「SAP S/4HANA」と分析クラウド「SAP Analytics Cloud」を採用したと発表した。
同社はこれまで、IBMのオフィスコンピューター「AS/400」上で、自社開発したシステムを使った会計や生産管理などの基幹業務を行ってきた。今回、グループの事業規模の拡大スピードに対応したシステムにするため、基幹業務システムの刷新を決定。自社開発ではなく、ERPの導入を選択した。
ERP導入に際しては、グループ会計システムや販売、生産管理を含めた基幹システム全体の刷新を視野に入れた。その基盤としてグローバルでの実績が多いSAP S/4HANAを採用した。これによって、将来的にDX(デジタルトランスフォーメーション)も進めていく。
これまでフクシマガリレイはM&Aなどによるグループ全体の規模拡大に伴って、それにふさわしい会計基盤の整備を進めていた。SAP Analytics Cloudの導入後はグループ全体の経営情報可視化や活用を推進する予定だ。
同社では、2022年下半期からクラウドの共通基盤上での稼働開始を目指して構築を進める。
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