オンライン会議で毎回「自分の顔を映す」人は約3割:キャリアニュース
GNオーディオジャパンが「オンライン会議と周辺デバイスに関する調査」の結果を発表した。オンライン会議で自分の顔を「毎回映している」人は31.3%だった。映さない理由には「自分が映るのが嫌」「音声だけで問題ないと思う」などが挙がった。
ヘッドセットブランドのJabra(ジャブラ)を展開するGNオーディオジャパンは2021年7月6日、同社が実施した「オンライン会議と周辺デバイスに関する調査」の結果を発表した。調査は、オンライン会議を週1回以上実施している20〜50代のビジネスパーソンを対象とし、男女合わせて300人から回答を得た。
初めに、オンライン会議の際、相手の顔が見える方が話しやすいと感じるかと尋ねたところ、71.7%が「(相手の顔が)見えていると話しやすい」と回答した。
次に、オンライン会議で自分の顔を映しているか尋ねた。その結果、「(自分の顔を)毎回映している」と回答したのは31.3%だった。「どちらかというと映していない」「毎回映していない」はそれぞれ19.3%で、オンライン会議の際に相手の顔が「見えていると話しやすい」と7割近くが回答しながら、自分は毎回表示したくないという矛盾が生じていることが明らかになった。
オンライン会議で、自分の顔を通常「映さない」と回答した人に理由を尋ねたところ、「自分が映るのが嫌だから」(51.7%)が最も多かった。次が「音声だけでも問題ないと思うから」(46.6%)だった。
テレワーク用の備品支給について約4割が不満
続いて、勤務先のテレワーク対応について尋ねた。テレワークが推奨されているかという質問には、82.0%が「推奨されている」と回答した。
テレワークが「推奨されている」と回答した人に、オンライン会議用の備品(ヘッドセット、Webカメラ、スピーカーフォンなどPC以外の外付け設備)は支給されたかとその満足度を尋ねた。その結果、「支給されないので、不満がある」が22.8%、「支給されたが、内容に不満がある」が21.5%となり、合わせて44.3%が会社からの援助に不満を感じていることが分かった。
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