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群馬県桐生市にフィルター生産工場用地取得、半導体用途や医療用途で需要拡大:工場ニュース
日本エアーテックは、群馬県桐生市の桐生武井西工業団地内に工場用地を取得した。2022年7月稼働開始予定でフィルター専用工場を建設し、フィルターの売り上げを毎年10〜20%増加させる計画だ。
日本エアーテックは2021年6月16日、群馬県桐生市の桐生武井西工業団地内に工場用地を取得したと発表した。フィルター専用工場を建設し、フィルターの売り上げを毎年10〜20%増加させ、2025年には2020年の約2倍以上とする計画だ。
用地の面積は1万2883m2で、取得費用は約1億6900万円。総床面積約3000m2の2階建て工場を建設し、2022年7月の稼働開始を予定している。主な製造品目は、HEPAフィルター、抗菌HEPAフィルター、PTFEフィルターなどのクリーンエアー機器用フィルター類となる。
同社は群馬県伊勢崎市の群馬工場でHEPAフィルターを製造し、機器全般に使用している。同社では新型コロナウイルス感染症対策製品を販売しているが、継続したフィルターの交換需要が見込まれる。
また、半導体工場ではPTFEフィルターが使用されているが、5G通信や電気自動車の増加に伴い、半導体分野での需要がさらに増加することが見込まれる。こうした状況の中、増加するフィルター需要に対応するために工場用地を取得した。
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