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積層セラミックコンデンサーの原材料を生産する材料棟を新設工場ニュース

太陽誘電は、群馬県高崎市の八幡原工場に、新材料棟を建設すると発表した。今後の需要拡大が見込まれる、積層セラミックコンデンサーの原材料となるチタン酸バリウムを製造する。

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 太陽誘電は2021年6月16日、群馬県高崎市の八幡原工場に、新材料棟を建設すると発表した。積層セラミックコンデンサーの原材料となる、チタン酸バリウムを製造する。

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新材料棟の完成予想イメージ(クリックで拡大) 出典:太陽誘電

 自動車分野での電装化や電子制御化、通信インフラ向けとして、サーバ、基地局通信装置、5G対応デバイスなどの技術が進展している。これに伴い、積層セラミックコンデンサーの需要は今後も拡大が見込まれる。

 同社は、新材料棟を建設することで、将来のさらなる需要増に対応できる生産体制を構築する。

 新材料棟の延床面積は約2万1500m2、建築面積は約8000m2で、投資予定額は約50億円(建屋のみ)。2021年9月に着工し、2022年12月に完成する。

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