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「Azure Sphere」を用いたTinyMLエッジAIサービスを開始人工知能ニュース

ヘッドウォータースは、MicrosoftのセキュアIoTプラットフォーム「Azure Sphere」を活用したTinyMLエッジAIサービス「SyncLect Tiny ML」を開始した。映像物体検知や画像解析、手書き文字認識、IoTデバイスデータからの予測分類などに対応する。

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 ヘッドウォータースは2021年3月9日、マイクロソフト(Microsoft)のセキュアIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「Azure Sphere」を活用したTinyMLエッジAI(人工知能)サービス「SyncLect Tiny ML」を開始したと発表した。

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「SyncLect Tiny ML」のイメージ図(クリックで拡大) 出典:ヘッドウォータース

 同サービスは、小型のハードウェアに適したML(機械学習)の一種であるTinyMLとAzure Sphereを組み合わせたもので、映像物体検知や画像解析、手書き文字認識、IoTデバイスデータからの予測分類、音声周波数解析などが行える。

 また、マルチAIプラットフォーム「SyncLect」と連携することで、TinyMLやMLOps、Webアプリ連携など、エッジデバイスとクラウドとのセキュアなハイブリッド構成を構築できる。

 これまでのエッジAIにおいては、セキュリティの観点から情報をエッジデバイスにとどめたにもかかわらず、デバイス側のセキュリティが十分でないケースがあった。同社は今回、IoTデバイスのマイコン層やOS層、通信層にセキュリティを付加するAzure Sphereを用いたことで、エッジAIでのセキュリティ対策の需要に応える。

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