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3Dプリンタ向けにABSベースのカーボンファイバー材料を発表3Dプリンタニュース

ストラタシスは、産業用FDM方式3Dプリンタ「Stratasys F123シリーズ」向けに、ABSベースのカーボンファイバー材料「FDM ABS-CF10」を発表した。製造工具や治具、固定具などのアプリケーションに向けた、高強度かつ軽量の材料となる。

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 Stratasys(ストラタシス)は2021年2月17日、産業用FDM方式3Dプリンタ「Stratasys F123シリーズ」向けに、ABSベースのカーボンファイバー材料「FDM ABS-CF10」を発表した。製造工具や治具、固定具などのアプリケーションに向けた高強度かつ軽量の材料で、提供開始は同年4月を予定する。

 FDM ABS-CF10は、カーボンファイバーを10%充填(じゅうてん)することで、標準的なABS材料と比べて強度が15%、剛性が50%向上している。金属よりも低重量で、高精度のプリンティングに対応する。QSR Support可溶性材料を使用することにより、時間がかかる手作業でのサポート材除去を必要とせず、複雑なパーツの3Dプリンティングができる。

「FDM ABS-CF10」の使用例
「FDM ABS-CF10」の使用例(クリックで拡大) 出典:ストラタシス

 カーボンファイバー材料は、これまでも同社の産業用FDM方式3Dプリンタで使用されてきた。FDM ABS-CF10の登場により、F123シリーズのラインアップ「F170」「F270」「F370」を利用するエンジニアリングや製造領域のユーザーが、カーボンファイバーを使用しやすくなる。

 同社は今後、FDM ABS-CF10により、航空宇宙や車載、産業、レクリエーション関連の製造分野のアプリケーションに力を入れる。具体的な用途としては、産業用ロボットで使用されるエンドエフェクター、昇降アシストや手工具などのエルゴノミクス補助器具、アセンブリラインのアラインメント固定具などが見込まれるという。

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