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トヨタが役員を刷新、河合寺師友山の3氏が退任し新たに4人が就任製造マネジメントニュース

トヨタ自動車が2021年1月1日付で実施する役員人事を発表。役員人事では、これまで副社長やチーフオフィサーを歴任してきた河合満氏、寺師茂樹氏、友山茂樹氏が執行役員を退任する。一方、次世代を見据えた人材の育成を目指して、新たに山本圭司氏、岡田政道氏、長田准氏、佐藤恒治氏の4人が執行役員に就任する。

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 トヨタ自動車は2020年12月3日、2021年1月1日付で実施する役員人事を発表した。役員人事では、同社 社長の豊田章男氏が率いる経営陣の中でこれまで副社長やチーフオフィサーを歴任してきた河合満氏、寺師茂樹氏、友山茂樹氏が執行役員を退任する。一方、次世代を見据えて、実践を通じたチーフオフィサーの役割を果たせる人材の育成を目指して、新たに山本圭司氏、岡田政道氏、長田准氏、佐藤恒治氏の4人が執行役員に就任する。

 コネクティッドカンパニー プレジデントの山本圭司氏は、友山氏が務めてきたChief Information & Security Officerに就任するとともに、新設のChief Software Officerも兼任する。また山本氏は、デジタル変革推進室や情報システム本部も担当する。生産本部の副本部長やGAZOO Racing Companyの生産担当などを務める岡田政道氏は、友山氏が務めてきたChief Production Officerに就任し、合わせて生産本部の本部長となる。

 渉外広報本部と国内販売事業本部の副本部長である長田准氏は、現職を継続しつつ新設のChief Communication Officerに就任する。Lexus InternationalとGAZOO Racing Companyのプレジデントを務める佐藤恒治氏は、豊田氏が務めてきたChief Branding Officerに就任する。

 河合氏、寺師氏、友山氏は執行役員の退任後はExecutive Fellowに就任する予定。寺師氏は引き続き取締役を務める。なお、河合氏が担当していたChief Monozukuri Officer、寺師氏が担当していたChief Competitive OfficerとChief Project Officerは後任に引き継がれないもようだ。また、新たなチーフオフィサー職としてChief Planning Officerが加わり、これはChief Human Resources Officerなどを務める桑田正規氏が兼任する。

 また、幹部職人事では、領域を超えて全社の視点でプロジェクトのリーダーを担う「Chief Project Leader」を新設することが決まった。新たにChief Project Leaderに就任するのは、クルマ開発センター ソフトウェアファースト担当の白水浩一氏、クルマ開発センター バリューチェーン担当の志賀武文氏、カスタマーファースト推進本部 部品用品強化担当の定方理氏、カスタマーファースト推進本部 バリューチェーン担当の高橋誠氏、生産本部 Global Rebuild Plan、SDGs推進担当の磯野忠久氏、情報システム本部 IT変革担当の岡村達也氏の6人だ。

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