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「Fusion 360」の個人利用で機能制限、フル機能の利用はサブスクリプションでCADニュース

オートデスクは、3D CAD/CAM/CAE統合ソリューション「Fusion 360」の個人利用に関して、2020年10月1日から提供機能を制限すると発表した。

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 オートデスクは、3D CAD/CAM/CAE統合ソリューション「Fusion 360」の個人利用に関して、2020年10月1日から提供機能を制限すると発表した。

 これまで、非商用目的で個人的にFusion 360を使用する場合、多くの機能を無償で利用できたが、今後、Fusion 360の全機能にアクセスするためには、サブスクリプションの購入が必要となる。

2020年10月から個人用Fusion 360で利用できる機能が制限

 同年10月1日以降、非商用目的の個人利用(個人用Fusion 360)の場合、設計&3Dモデリング、データ管理、3Dプリントといった基本機能は継続して使用できるが、シミュレーション、ジェネレーティブデザイン、拡張機能アクセスといったプロフェッショナル向けの機能は使用できなくなる。また、プロジェクト用ストレージ、書き出しファイル形式、製造、ドキュメント作成(2D図面)、レンダリングにおいても制限が加わる。

従来との変更点について
従来との変更点について【2020年9月28日差し替え】 ※出典:オートデスク [クリックで拡大]

追記:2020年9月26日、STEPへの書き出し制限の除外(継続利用可)を発表

※注:今後も制限内容などに関して変更、緩和の可能性もあるため告知サイトの情報を確認していただきたい。


 告知サイトの動画では、今回の変更について「意図的かどうかにかかわらず、不正使用についての混乱を解決し、オートデスクの方向性やFusion 360の提供価値を明確にすることが重要だ」(コメント抜粋)と説明。その上で、個人用Fusion 360の無償提供についても継続していく方針を明かしている。

 なお、この発表に併せ、同社は今後必要な機能が利用できなくなる個人用Fusion 360ユーザー向けに、1年間または3年間のサブスクリプションを特別価格で提供するキャンペーンを実施している。

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