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Raspberry Pi用の電源管理・死活監視モジュールの最新機種を発売:組み込み開発ニュース
メカトラックスは、Raspberry Pi用の電源管理・死活監視モジュールの最新機種「slee-Pi3」を発売した。時刻保持向けのボタン電池や外部入出力端子を標準搭載したほか、電源電圧2系統それぞれの電圧計測にも対応している。
メカトラックスは2020年8月3日、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)専用に開発された電源管理・死活監視モジュール「slee-Pi(スリーピー)」の最新版「slee-Pi 3」を発売した。価格は1万4800円(税別)となる。
slee-Piは、電力供給を強化することで、Raspberry Pi本体の稼働を安定化させる。また、間欠動作や死活監視機能などを有しており、これらを容易に設定できるユーティリティーソフトウェアも提供している。
新たにボタン電池「CR2032」を標準で搭載しており、電源を欠いた状態でも約2年間の時刻保持が可能となった。外部入出力端子も標準搭載し、同端子経由でセンサーなどの外部機器との連携ができる。
さらに、電源電圧2系統それぞれの電圧計測にも新たに対応。これにより、メイン電源で稼働させつつ、経年劣化などによるサブ電源の電圧降下を感知してアラートなどを発生させるといったアプリケーションの構築なども可能だ。
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