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エッジデバイスに非接触UIを組み込めるAI基本モジュールを開発人工知能ニュース

ディープインサイトは、深層学習を用いた非接触UIの開発者向けエッジAI基本モジュールを開発した。Raspberry Piに最適化されたAI推論エンジンと指先動作判定用ライブラリーで構成されており、小型デバイス上で動作する。

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 ディープインサイトは2020年6月23日、深層学習を用いた非接触UIの開発者向けエッジAI(人工知能)基本モジュールを開発したと発表した。同日よりオンライン限定で販売開始となった、エッジAI開発に特化した組み込み型深層学習フレームワーク「KAIBER Lite」に同梱される。KAIBER Liteの価格は13万円(税別)となる。

 同モジュールは、小型デバイスと標準カメラを使用。「Raspberry Pi」に最適化されたAI推論エンジンと指先の動作を判定するライブラリーで構成されており、撮影している人の指先を検知し、ピンチ動作によりポインター操作や情報入力の非接触UI機能を端末アプリケーションに簡単に組み込める。Windows環境にも対応する。

 同社は今回の開発にあたって膨大な指の画像を収集するとともに、指先の動作を認識する画像認識モデルを開発した。指先の位置を認識し、ポインター操作により非接触で情報を入力できるデモアプリケーションや、ソフトの基本構造を理解するためのサンプルソースコードも併せて提供する。

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エッジAI基本モジュールのデモ画面(クリックで拡大) 出典:ディープインサイト

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